学んだ教訓:KYCとコルレス銀行
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初期に犯した最大の過ちは、コルレス銀行のKYC要件がもたらす波及効果を過小評価したことだった。完全に合法的な事業を行うクライアントがいたのだが、その管轄区域が、当社ではなくコルレス銀行にとって危険信号となったのだ。突然、評判の良い管轄区域にある一見オープンな法人アカウントが、国際送金サービスを提供するのが信じられないほど困難になった。代替ルートを見つけるために奔走し、時間、費用、そして率直に言ってクライアントとの信頼を失うことになった。
この経験から、自社のコンプライアンスはクライアントとの直接的な関係だけではないということを痛感した。それはパートナーの、そしてそのパートナーの快適さのレベルにも関わることなのだ。完全に合法的な活動であっても、オフショア構造を構築する際には、サプライチェーン全体のリスク許容度を堅固に理解することが極めて重要である。直接の銀行だけでなく、そのコルレス関係も常に精査すべきだ。
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